三人掛けソファーの上、ふてくされて寝ころぶレオンは頭にできた瘤に氷を当てる。
暖かい湯気のたつティーカップを手にするレグルとシェイラ。
2人の向かいに座るスティングに紅茶を注いだティーカップをジークは乱暴に差し出した。
「それでは、お話と言うのをお聞かせ頂けますか?」
「いっ…っ……!」
ジークの目に余るその態度に呆れ、シェイラは溜め息を吐くと彼を隣に座らせる。
そしてににこやかに微笑みながら気づかれぬよう彼の太股を抓るのだった。
「わからないんだ。何が正しくて、何が間違っているのかが。何を信じ何を疑うべきなのか、何もかもがわからない……」
右手を額に添え頭を抱えるスティングは、深く重い溜め息を吐く。
そんな彼を見つめるレグルは優雅に珈琲を口に運びながら不思議そうに目を細めた。

