車椅子から見える愛


もう、こうなってくると寝返りと認めても誰も文句は言わないでしょ。
あはは。


「やった〜!かりんちゃんが寝返りうてるようになった!これから成長するかもしれないね」


両親もおばあちゃんもほんとにそう思った。


母もおばあちゃんも私のことを、かりんちゃんと呼ぶ。
人に話すときも、かりんちゃんと言う。高校生になってもだ。
私のことが可愛くて可愛くて仕方がない感じなのよ。


常識がないわけではない。
いつも障がいがあっても特別ではないと言ってる母が、自分の子供をちゃんづけで呼ぶことは矛盾しているかもしれないが、そこは!許せる範囲なのではないか?許して頂きたい。
と思うんだけど?


だって、私ってほんとに可愛いんだからね。
うふふ。