車椅子から見える愛


母は、私が1歳になる頃には、もう私のことを障がい児と認めはじめていたみたい。
そんな感じを母から受け取ったの。


最初から完全に受け入れたという形ではなかったけど、私の首が座らず、お座りもできなくて、ハイハイもしないでしょ。


明らかに普通に成長しているとは言えない現実を、受け入れざるをえないという感じだったのね。


ー障がい児の母親は特別な人間ではない。障がい児を育てている強い人というわけでもないー


ー普通の人間であるー


ーたまたま自分の子が障がい児だったというだけの話なのだー


ーそこをわからない人が多いー


母の心の中にはいつもこんな気持ちがあったのを、私は知っているのよ。


「よく頑張るね〜」


「私なら育てられない」


母にこんな言葉を言う人がほんとに多かったわ。