「かりんちゃんが笑ったのよ!私がミルクを飲ませてたら、ケラケラケラケラって!」
母と父が戻ってきたのを待ち構えていたおばあちゃんはそう話した。
「え〜?私も見たかった〜!」
母は悔しがった。
「すごく可愛かったよ〜」
やっぱり笑うことが出来るんだ!そう思った母は、なんとか自分でも見たいといろいろなことをして私を笑わせようとしたんだけどね。
だけど、入院中私は笑うことはなかった。
だっておかしくないんだもん。
母は、おばあちゃんが何か勘違いしたのかも?って、段々とそんな風に思うようになってしまったの。
ほんとに笑ったんだけどね。


