「お母さん。先生が涼太って呼ぶのが嫌」 そらきた。 「怖いの?なんて呼ばれたいの?涼太くんがいいの?」 「うん」 「じゃあ、連絡帳にそう書いておくからね」 母は連絡帳でそのことを伝えて、それからは涼太くんと呼ばれるようになったみたいだよ。