車椅子から見える愛


「涼太〜!!」


何度も何度も母が凉太の名前を叫んでると、ヒョッコリと涼太が現れたの。


それは何処からか……私の車椅子の横から……。


「涼太〜なんで返事しないの?あ、おしゃぶりくわえてる」


母は泣き笑いの顔で涼太を抱きしめてた。


「良かった〜涼太がいなくなったらどうにかなってしまうよ」


って言いながら。