「えぇ。どうかしら?」 聞いたあたしが間違いだったのか、煌姫ちゃんはキラキラとした目をあたしに向けた。 「すげぇウマそう!なぁ、喰って良い?」 タジタジになる伊伏組の面々の前で堂々と、ガツガツと朝食に貪りつく煌姫ちゃん。 「煌姫、地出てるぞ」 「姉さんも喰えばこうなるって」 差し出された茶碗をおずおずと受け取り、サヤカさんはそれに箸をつけた。 瞬間、その目はハンターのそれに変わる。 「何これ、超うめぇ!!」