朝起きたら、部屋には誰もいなかった。
何が起きたのかと思ったら、煌姫ちゃんがやってきて事の次第を説明してくれた。
話によると龍矢は朝風呂に行っているらしい。
「ちょうど、その下着くれた人も今朝風呂行ってるから行ってらっしゃいな」
煌姫ちゃんに背中を押されるようにしてやってきたお風呂場からは、女の人の澄んだソプラノ。
お風呂好きだし、怖い人じゃない、大丈夫。
そう言い聞かせて開けたお風呂場には見慣れたシルエット。
142cmの短躯、なのにナイスバディな大人の女性。
そう彼女はー
「サヤカさん?!」
