んな口約束より確固たるモノを






「あ、えっとお金。いくらですか?」



「俺が払いますんで」



愛人さんは有無を言わせずに会計を済ませ、あたしにクレープを差し出した。




「どうぞ、若のプリンセス?」




その妖笑を、誰が忘れられようか。