委員ちょは、あたしの中では“ピンク・フルオライト”だと思う。 気品があって、幻想的な。 誰もが認めるお嬢様。 そんなお嬢様が振られるなんて思っても見なかったから。 更に怖くなったの。 あたしが付き合ってるのはオカマで、普通の男のヒトじゃない。 いつ棄てられても可笑しくなくて。 あたしより女子力高くて、花言葉だって詳しくて。 掃除、洗濯、料理、果てはお菓子作りだってスゴ腕で。 必死に、なりすぎたのかもしれない。