「想像力を刺激される説明だね」
大輔は四枚目のイラストをじっと見ていた。
綾は少し恥ずかしそうにしながらも、私情の部分について、言葉を発した。
「大切な時間を素敵な人と過ごしたことがあって――。その人、音楽が――ギターが大好きで、その人と過ごした時間にとても癒されていたことが蘇ってきたんです。それをここでの新しい第一歩となる作品に入れることが出来たらいいなぁって。もう七年も前のことなんですけど」
「これさ、モノトーンじゃなくて、他の色の濃淡でも作れるよね? ぱっと浮かんで良さそうなのは?」
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