MEMORY-君と過ごした夏-






『ナオ…ねえ、ナオ…





お誕生日、おめでとう…』





なんで…


なんで今、そんなこと言うの…?



「シロ!もう着くから!待ってて!!」




怖い

怖い

怖い


涙を拭うことも忘れて、ただただ走る。



今の私には、シロを失うなんて…考えられない。






だって、私…





私、シロのことが――――――……