涙の殺し屋



『おまえたちは学校の帰りか?』


「「そーなんですよ~今日早く終わったんで何か食べようかなぁーって話しになったんですよ」」


『なるほど、そうだったのか!』


「「あの、何歳何ですか?」」

「「あ!それ私も聞きたかった!!」」


『ワシは16歳だがー‥』


「「うそ?!16??うちらと一緒じゃん!!ぜんぜん見えない!19とかそのへんだと思ってた」」


「「私も~!いーなそんなにキレイでぇ~」」


そこまでキレイといわれると正直照れるな‥ま、狐涙の体だけど


「「うわ!もうこんな時間だ!私塾あるから早く食べ終わらないと!」」


「「そうだった!よ~し!早食いだー!!」」


そう言ってワシに背を向けもくもくと食べ始めた


『ワシも頼むか』


そしてチョコレートケーキとグラタン、それにコーヒーも頼んだ


『これで5時間たつだろう』