涙の殺し屋



『くそっ!時間が余った』


5時間ギリギリでやろうとおもったのだが
依頼者が早めにといったから4時間でやっていまった



片手に依頼者からもらった10万円を財布の中へと入れながらグチをこぼしていた



『狐涙はー‥まだ寝てるか‥しょうがないお腹もすいたしファミレスにでも行くか』



カラン



「「いらっしゃいませ!一名様ですか?」」



『はい』


「「ではこちらへどうぞ」」



案内された席に座りもらった水を飲む


『お!この水うまい‥!』


そういえばこんなに長く体使ったことなかったなー‥


[ねぇ、あの人ちょうキレイじゃない?]


[ほんとだ!女の人かな?]


[いや、男でしょ!]


ん?ワシのことか?


前をむくと女子高生2人から見られていた



『ん?どうした?ワシに用か??』


「「いえ!!あまりにもキレイだったので!‥ねぇ?」」


「「そうそう!!えっと‥女の人ですよね!?」」


あまりにもキレイか‥なんかうれしいな



『お~ありがとう!!ワシか?ワシはー‥』


こんなときどういえばいいんだ?

確かにワシは男だが体は狐涙なわけでー‥


『ワシは女だぞ?』


「「ほら!やっぱりそーじゃん!」」


「「ほんとだ!」」


まー、性格と雰囲気は男なわけだし間違えるのもムリわないか