涙の殺し屋



「「どうしたんですか?眉間にシワがよってますよ!」」


「あ!すみません、ちょっと耳元にハエがいた物ですから」


『ワシハエ呼ばわり!?じゃ、黙ってまーす』


そう、黙っててよ~!


「「そうなんですか!‥あ、つきましたよ駅」」


前を見ると駅があった


「すみませんありがとうございました!」



私がお辞儀をするといえいえと三浦彰俊は笑顔で言った



この人を殺すのか‥


「今からどこへ?」


「「はい?いまから6時まで会社で打ち合わせがあるんですよ」」


「6時まで!?」


時計をみると1時だった


「大変ですね!頑張って下さい」


「「ありがとうございます!では!」」


そういって三浦彰俊は私に手を振りながら歩いていった