涙の殺し屋



「「えっとお名前は‥?」」


「申し遅れました‥私は佐藤狐涙と言います、あなたは?」


「「狐涙ちゃんですか!僕は三浦彰俊と言います、それにしても不思議な服着てるね~それ今流行っているゴスロリっていうやつですか?」」


「へ?‥まぁそんなところです」



そうなんだー!と三浦彰俊は笑顔で言った


確かに私のファッションはゴスロリという感じ?だ




黒のパーカーでフードをかぶり中から紫色の巻き髪がでている
そして下は白いフリルのロングスカート
カバンは昔お母さまからいただいたピンクの生地を私がリュックに仕上げた


「「狐涙ちゃんは15歳くらいですか?」」


「16歳です」


「「あー!おしかったかー!でも16歳でしっかり敬語を使えるのはすごいですね」」


「そうですか?こんなに生きていれば敬語も自然と覚えますよ」


「「こんなにってまだ16年しか生きてないじゃないですかw」」


三浦彰俊はクスクスと笑っている


「‥確かにそうですねw!アハハ」


『アハハ‥おかしいな~!!ゴスロリと勘違いされるなんてー!!』


そこがツボったの!?
というかリューク三浦彰俊と会ってる間黙ってるかと思ってた‥