「み、貢…」 震える声で何とか名前を呼ぶ 「なぁに、叶斗?」 僕の声に気付いた貢が満面の笑みで返事を返す 「あれ…何…てか僕が…可愛いとか、匂い、とか…僕今頭ん中…ぐちゃぐちゃで…」 もう何が言いたいのか分からないが必死で頭の中で湧き起こっている疑問を伝える 「あれ…って、クローゼットの絵の事?」 問われてコクリと頷く 「見たまんまだよ。全部ぜーんぶ、叶斗の絵だよ?中学の時からの、叶斗でいーっぱい」 え…? 中学からの…僕?