弟が誕生日プレゼントだと言って、ラッピングされた箱を私にくれた。


「・・・・・・お姉ちゃんが好きなものを用意したから」


と弟が言っていた。









箱の中には、私が好きなバスケ部の先輩が、ぐちゃぐちゃに潰されて詰められていた。