夜中、ドアの下から、肌色の何かぐにゃぐにゃしたものが入ってきて、私の足に巻きついてきた。 それはピンク色の穴から、聞き覚えのある声を発した。 「お母ひゃん、ほくの骨が、どこかいっひゃったよお」 息子の声だった。