「この前は、助けてくれてありがとう」


と、突然知らないおじさんに話しかけられた。


「今度はこの子を助けてくれよ」


と言って、おじさんは、ぐじゃぐじゃになった子供の死体をわたしに手渡した。


「助けてくれるよな?」


と、おじさんは、にこにこしながら言った。