朝、登校中、路地裏で、 「じぎじぎじぎじぎ」 とつぶやきながら、指を噛むおじさんを見た。 怖いので無視して通り過ぎた。 翌朝、その指を噛むひとが、5人に増えていた。 中に父がいた。 「じぎじぎじぎじぎ」