愛しい人

お菓子を拾い 私を覗きこむ




「司・・・」




目の前に 司がいる



いつも避けてたのに・・



ダメだ・・


涙が・・




「ちょっと来い!」




腕を引っ張られた




誰も居ない 会議室




二人で入った




「お前は かわんねーな!泣き虫」



そう言いながら 手で涙を拭きとってくれた