「翔さん、今度デートしてください」
翔さんとは、店長の名前だ。
今は店長と私と舞さんの3人しかいないとしても、堂々とそんなことを言える舞さんは凄いと思う。
「ごめんね、お店忙しくて…」
いつもお店を理由に断られているけど。
そう、このお店は店長と私と後、朝のパートさんの三人で動かしているのだ。
この前1人辞めて、お店が忙しいのは事実だ。
店長は人を増やすと言いながら、アルバイト募集の貼り紙を店のドアに貼るしか努力していない。
いくら待っても、新しいアルバイトさんが来ないのは当たり前だ。
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