「あの…」


「自己紹介が遅れたわね。私はi。ここは妖精の世界。今、お菓子パーティを始めたところなの。あなたもどう?」



「どうって言われてもいきなりすぎてよく…。」



といっても、安全なとこなんてここしかないしな…



「とりあえずこちらに座って。話したいことがあるの。」


手作り感満載の椅子に座った。


iもまた同じように。



「1つ聞きたいことがあるんだけど…噂に聞いたんだけど、外の世界って滅んだのかしら?」



「!?」


「そう…でもあなたがここにいるってことは少なからずいくらかは生きているみたいね。」


iは俺の顔を見ただけで何となく察知したようだ。