「好きだ。僕と付き合ってください」

私は憧れの人から告白をされた。

嬉しい。

「はい。お願いします」

そうして私と憧れの人との交際が始まっ た。

その日々は楽しくて、嬉しくて…何より幸 せだった。

それから私と憧れの人とはいろんなことが あった。

初デートに行ったり。

初めてケンカをしたり。

本当にたくさんのことが短い期間であっ た。

それでも私はもっと好きになった。

そしてその幸せが崩れる。

それは憧れの人の口からだ。

「……」

私の名前じゃない。

私の友達の名前だった。

いつも名字で呼んでいたのに。

すぐわかった。

友達と憧れの人は…。

涙が止まらなかった。

憧れの人が浮気をするなんて考えられな い。

友達がそそのかしたんだ。

早く駆除しないと。

憧れの人が違う人になっちゃう。

早く…。

私は友達に会いに行った。

「違うわ。あの人が私をそそのかしたの よ。ねぇ信じて」

憧れの人は私を愛してるのよ?

あなたなんかをそそのかすわけないで しょ。

勢いで。

「殺しちゃった…」

「あぁ。ごめんね♪でもあなたが悪いの よ?私に嘘をつくから。カッとなっちゃっ た」

私は冷静だった。

「駆除したし。これどうしようかな?」

死体って臭いのね。

私はノコギリを持ってきて友達の体を丁寧 に切っていった。

「うわぁ。血っていっぱい出る。この服、 お気に入りだったのに。血がつくなんて最 悪」

切ったのはいいけど。

これどうしよう。

憧れの人にあげようかな?

驚くかな?

もしかして私に感謝するかも。

友達しつこかったんでしょ?

「ルンルン♪」

早く会いたいな。

早く見せたいな。

「なんでこんなこと…」

「へ?」

「近寄るなっ!!!!は、犯罪者が!!」

「犯罪者?」

あなたを思って殺ったのに。

ひどいよ。

また涙が出てくる。

また勢いで。

私は憧れの人を押した。

憧れの人は簡単には倒れなかった。

そっか。

私のことを警戒してるんだ。

怖がったんだ。

なんかウズウズする。

血が沸騰したみたいにあつい。

興奮してる。

これからあなたは死ぬ。

私はタックルをした。

憧れの人はようやく倒れてくれた。

さぁ。

惨殺してあげる。

私は憧れの人に馬乗りをした。

そして首に触れる。

ナイフってどこにやったっけ?

あぁ。

ポケットの中だ。

私はポケットの中からナイフをだした。

目。

鼻。

口。

腕。

胸。

足。

どこからがいい?

憧れの人はもう恐怖で何も言えなかった。

もう!!

全然楽しくない。

私は剥れて腕をさした。

憧れの人が叫ぶ。

「ふ…」

ヤッバ。

楽しすぎ♪

もう生きたまま、腕切ってみようかな?

切っても人間って生きれるのかな?

わぁ。

面白そう。

やってみようかな♪