「まぁ、ファイト。」


そう言って私の頭を撫でてくれるなっち。


うぅ・・・

もう、ひどい!!


なっちにやめてっと言おうとしたら・・・


「松本さん、木村さんを撫でていいのは僕だけだから。」


そう言って私を抱き寄せたのは島田くん。

もちろん。私はまかっか。


なっちはニヤけてるし。


クラスの女子はコッチをガンミ。


「おぉ、おぉ・・・島田―――束縛男は嫌われますよ。」

「ちょっと・・・なっち。」



島田くんは私から手を離してどっかへ行ってしまいました。