脈なしなのは明らかだった。



 好きでも…私は脈なし、か。



 そんな状況の中、平穏な中訪れた出来事。



 私の生徒会候補への推薦だった。



 そんなことが起きたのは数日前。



「市松!」



「美和ちゃん」