『あいつとは半年前に別れちゃたし、こんな単調な毎日が続いてるだけなんて………。 こんな私に未来なんかある訳無いっうの………』 ♪♪カンカンカンカン♪♪ 「っやば……」 走りながら妄想に浸っていた私の耳に、駅近くの踏み切りがけたたましく警報機を鳴らす音が聞こえた。 「す、すみません…」 人にぶつかりながらも急ぐ足を更に早め、乱れる髪も気にしないで駅のホームに駆け込んだ。