-星夏side-


ドンッ
「いたたたた....」
「星夏!?大丈夫?」
「うん。大丈夫だよ。」

ある朝、いつも通りしぃちゃんと登校していたら、ドンッという音とともによくわからない痛みに襲われた。

「いたいじゃないっ!ちょっとアンタ、ちゃんと前をみて歩きなさいよね!」
「ごめんなさい。」
どうやら私は、人にぶつかってしまったみたい。
「なによ、あなただって前をみてなかったくせに偉そうに!星夏謝ること無いわ。」