葬式、お通夜などたくさんのことが重なり、息つく間もなく、笑菜が亡くなってから一週間がたった。

まだ笑菜がいない現実を受け止められなかった。

そんなとき。

「諒?笑菜の病室から手紙が見つかったの。諒と麗菜と崚稀宛に。」

そういって笑菜のお母さんが手紙を渡してくれた。