次の日、同僚に曜日かわってもらって、笑菜のそばについていた。

「笑菜…起きてくれよ…」

そういって手を握りしめると…

「ん…」

「えっ!」

「りょ…う…?」

「笑菜!笑菜!」

僕は、笑菜の存在を確かめるように抱きしめた。