ずっとありがとう 続編

諒side

僕の目の前には、苦しんでいる笑菜。

頭が痛いといいながら、泣いていた。

意識が飛んでしまうと、大変になる。

これは響兄から教わったこと。

だから…

「笑菜!意識だけは飛ばすな!頼むから!意識だけは保ってくれ!」

と声をかけた。

でも…

笑菜は意識を飛ばした。

「笑菜ーー!」