「…ううん、なんでもないよ!」

「そう?…言いたくなったらいつでも言ってね?」


…なんていい人なんだ柚希…!


思わず頼りそうになるけど、ぐっとこらえてうなずく。


「ありがと、大丈夫!」


柚希は心配そうにしながらも頷く。


「おはよー!あれ、皆何の話で盛り上がってるの?」


そんなとき、愛ちゃんが登校してきて、私に声をかけた。