__ 「...大丈夫か?」 「だ、だいじょ、うぶだけど...微妙に寒い」 結局二列目に乗ったものの、生徒会長の後ろに座っていた七瀬は、思わずしゃがんで水を回避した生徒会長の被害をもろに受けた。 「もう、なんでしゃがむの!?勿体なっ!」 「いや、反射的に...ごめん七瀬ちゃん」 「いや大丈夫ですよー?」 申し訳なさそうに言う生徒会長に緩く笑う七瀬。