「...」

「え?なに?」

「春太先輩、もしかしてのったことないんですか?」

「え、え?」

「いや、言い回し的に...」

七瀬が生徒会長に尋ねると、暫くの沈黙のあと、生徒会長が小さく頷いた。


「え!?!?そうなの!?」

梨本が驚いたような声をあげると、生徒会長は少しむきになったように非難の声をあげた。

「な、べ、別にいいだろ!?」

「いや、悪くはないけどさ...ふふ。じゃ、一番前決定ね?びしょびしょになる覚悟は?」

「...うけてたつよ。」