腹黒ちゃんと無表情王子。Ⅱ




「...痕だ」

「あ、」


生徒会長がつけた痕はかなり強いらしく、今もうっすらと残っている。

「あ、でもこれそろそろ消えそうだよ?」

俺と同じように首筋に触れる七瀬。

..嗚呼、だから絆創膏を外しているのか。


「...お前が生徒会長のもののようで気分が悪いな」

「えー?だってもう薄いよ」

俺の言葉に、七瀬は再度不思議そうに首を傾げる。