腹黒ちゃんと無表情王子。Ⅱ



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「なにこれ、夕食豪華すぎない!?」

「うっま!」

「やばい美味しい家に持って帰りたい」

ほんとに私達が払った値段に値するのか、という位美味しい夕食を皆口々に絶賛すれば、宿で働いている人も嬉しそうに笑っていた。

夕食と同じ位豪華なお風呂にも入れば、皆それぞれの部屋に向かった。

団体の方が安いらしく、男子で二部屋、女子で二部屋借りた…らしい。