『はい、ついた』
えーーーー
で、でかい
政治に疎い私でも知っているくらい有名な藤堂グループ
でもこんなにすごいとは・・・・
中に入るとごっつい警備員が何人もいた
でもアイツはどんどん進んでいく
ああなっるほど!社長の息子だから顔パスってことか
って納得している場合ではなーい!!
私はエレベーターに押し込まれあっというまに最上階
「おかえりなさいませ。和樹様。社長がお待ちです。」
秘書らしき人が言った
『はい、はい。』
なんて失礼なやつだ、と思いながら私は軽く会釈をした
廊下の角を曲がると
そこにあったのは
でっかいドア
『入るよ父さん』
そう言いながらそのドアに入っていくアイツのあとを
ドキドキしながら入っていった
