結局私はヤケになって、一緒に寝てやった
おやすみのキスをされた時は殺してやろうかと思ったけど。
ピピピピピピ……………………
「……………ンッ………………」
目覚ましの音で目が覚めた
隣を見るともうアイツの姿はなくて、その代わりキッチンから美味しそうな匂いがしてきた
覗いてみるともう朝ご飯ができていた
『あっ、ののちゃん、おーはーよぉ♪』
可愛く言ってくんのがムカつく
チュッ..................
……………ア………ハハハ………ハハ…………
もう笑えなくなってきた
どーせおはようのキスとか言うんでしょ
『ンフフ………せーかい‼』
でたっ、エスパー藤堂‼
『さっ、早く食べないと冷めちゃいますよ』
あっそうだった
私はアイツが作ってくれたオムレツを食べてみた
「……おいしい.........」
『そりゃどーも』
アイツ以外とやるじゃん
