リンダの笑顔が固まります。確かに宇宙バスが一日一往復だけの田舎ですよ。でも、暮らせないって言うのは、どう言う事だと力いっぱい突っ込んで見たのですが、心の声は、彼には届かなかった様です。

「別に、生活体験学習なんてどうでも良いからさ、レポート適当に書いておけば教師も納得してくれてるみたいだし。三か月間の休みと思えばそれで良いだろ」

リンダは心の中で何かが切れた様に感じました。


『ボス!行けっ!』


怒りで言葉が出ないので彼女は心の中そう叫んでから、自分の目の前に居る男の子をぴっと指差しました。

それと同時にボスが彼のスネに、かじかじと齧りつきます。

其処で初めてリンダと男の子の視線が会いました。

そして男の子がとどめの一撃を見舞います。

「なんだ、あんた俺の使用人じゃ無かったのか?」


♡しね☆ from リンダ(^O^)/ 


朝日は何時も通りで、とっても綺麗なひと時でした。