「じゃあ、その人のあだ名はひとみちゃんだね」

「ちゃんじゃなくて君です!」

「ひとみちゃんだよ」

それが君…ひーくんというあだ名の由来だった。

君とはほとんど毎日会うようになった。

いつしか、君と会えることが学校に行く楽しみになっていた。