「…」



「ぁ、紀衣ちゃん!
今までごめんねぇー


これからは掃除はウチ等がやるからやらなくていいよー」



「ぁ、そうなんだ

ごめんね
んじゃ、さようなら」



「バイバーイ」



「また明日ねー」




私は教室を出た




何なんだろう



やっぱり差別かな?



携帯も要らないか



私はその場で携帯を壊し、丁度、ゴミ箱があったのでそこに捨てた





「あれ、携帯捨てるの?」



「あーうん

じゃあね」



「ぇ?帰るの?
俺等と帰ろうよ」



「ごめんね

今日は用事があるから」



「そうなんだ」



「うん」



「それじゃ仕方無いね
バイバイ紀衣ちゃん」



「えぇ
さようなら」




私は毅の誘いを断り、この前、行ったビデオ屋に行った