「紀衣ー!!」




ぼーっとしてきた意識の中で私を呼ぶ声が聞こえた



バキィッ




呼ぶ声がして少し経った時、上に居た崇が床に倒れていた




「紀衣!!」



「‥來也‥?」



「紀衣ちゃん!!

ぇ!?」




「えぇ!?」



「しまった

遅かったか‥」




來也に続いて毅達が来た



4人共、後ろを向いた




「どうしたの?」



「紀衣、ちゃんッ
ふ、服‥」



「紀衣、ひとまず服、着ろ服」




上半身裸でスカートがめくれていた




「あぁ‥」




私は服を着た









「良いわよ」




4人がこっちを見た



少し赤みがあった




「あ、あの、その‥」



「すまん紀衣」



「ごめんね、紀衣ちゃん‥」