不良の一人が店員を殴り、店員は倒れた



口が切れて血が出ていた




「俺達に逆らうとそうなるんだよ!」



「さぁ、行こうぜー」




そう言って私の肩を抱いた



私は肩を抱いた男の腹を殴り、

ひるんだ所にわきに蹴りを入れた




「ぇ?

お、お前、何しやがんだよ!」




私はすかさず男に脚で腹を蹴った




「グッ‥」




男は腹を押さえてうずくまった



私は男の胸ぐらを掴み壁に押しつけた




「ッぐ‥」



「暴力する奴が一番、嫌いなんだよ」




私は睨みながら言った




「…」




男は顔が青くなった



私は男を解放して倒れてる男の方に突き飛ばした




「ソイツ連れて出てけ」




男は慌てて倒れてる奴を抱えて走り去った













「紀衣?」




不良達と入れ違いで來也が入ってきた