「本当、暑いわね
夏に変装なんて」




私は髪を上に上げた




「帰らないの?」



「帰ります‥」



「何で敬語なの?」




私は笑った




私達は下駄箱に向かった



私は靴の中の画鋲を片付けた




「画鋲!?」



「ぇ、紀衣ちゃん、そんな事されてるの?」



「えぇ」



「俺達が言ってあげるよ」



「許せない」



「別に良いわよ」



「変装解いていけば無くなるのに‥」



「差別が嫌いなの」





毅達はそれ以上、言わなかった









私達は校門に向かった



校門には部活終わりの人達がたくさん居た