「何?」



「言い返せよ!」




「何で?」



「何でって悔しくないのかよ!
俺は悔しかったぜ」




「お友達、待ってるよ?」




後ろに毅達が居た




「質問に答えろよ」



「だって馬鹿の相手したって意味無いでしょ?

別に私は気にしてないしね」







「お前、変わんねぇのか?」














「変わってどうすんの?




変わって皆が寄ってきて何?って感じでしょ?


今まであんなに酷いイジメみたいな事して

変わったから入れてあげるなんて
差別でしょう?



私は差別が一番、嫌い」