シャアーッ




シャワーの音が朝早くから部屋に響いた








キュッ



ガチャッ




バスローブを見に纏い、風呂場から出た



机の上に置いてある2つの携帯の内、一つが光っていた




髪の毛を拭きながら電話をかけた







「もしもし栗山です」



「今日、事務所に来てくれ」



「解りました

何時頃に伺えば良いですか?」