「お前、何歳だ?」 「17」 「17!? 同じじゃん! ぇ、年上かと思った」 「俺も」 「俺もそう思ったけど同じって訊いて驚いたし」 「お前、時間、大丈夫なのか?」 私は携帯を出して時間を見た 11:00− 「大丈夫よ」 「そうか」 「來也達は何か入ってるの?」 「一応ねー」 「うん、族」 やっぱり‥ 「ぁ、でも來也は違うよー」 「ぇ?何で?」 「知らなーい この中で一番、強いのに入れって言ってるのに入りたがらないんだよー」 「へぇ」