「君、学校は?」




私は顔を上げた




「!?」




警察の人は紙を見た








私は逃げた









「ぁっおい、待て!!

こちら林!


今、原口紀衣を見つけました!!!

至急、応援を頼みっ…」




私は無我夢中で走った








糞!!!




「待て!!!」




人ごみの中、走った





「今ッ!!!!!

学校に入っていった!!!!!」





学校?





私はその言葉で我に返った