「は? 紀衣ちゃん、電源、切ってるのかな?」 「寝てるのかも」 「それか用事があるかだよな」 「又、明日か明後日にもう一回、電話してみるか」 でも、何回、電話しても繋がらなかった それに不審に思った毅達は來也の提案でマンションに行く事にした 「すげぇ紀衣ちゃん、こんな高級な所に住んでるんだ」 「本当、すげぇ」 「金持ちなのか?」 「行くぞ」 「來也、部屋、知ってんのか?」 「知らない」